ピロリ菌に自覚症状はあるのか

ピロリ菌に自覚症状はあるのか 最近胃の中にピロリ菌があることで、胃が荒れてしまったり後々胃の腫瘍ができてしまうリスクが高まることがあるといわれています。
では自覚症状があるのでしょうか?また自覚症状というのは人によってさまざまです。
敏感な人でしたら、胃の痛みや不調から胃の検査をうけたいということで、胃カメラをして組織をとってピロリ菌がいたということがわかるケースもありますが、もともと痛みに鈍感な人は、なにも感じることなく生活をしているケースというのがあります。
また胃の不具合があったとしても、ピロリ菌の検査をしてほしいという気持ちになるケースはまれです。
ですから、40代以上の胃がんなどのリスクが高まる年齢になったときに、胃カメラの検査をする際に組織をとって菌について調べてほしいといったほうがいいのです。
また最近はピロリ菌と腫瘍になるリスクのことはよく知られるようになったので、胃が少しでも変だなと思ったら検査をするようにしたほうがいいでしょう。

水道水からピロリ菌は感染しません

ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんなどになる原因のひとつと考えることができます。
ピロリ菌の感染経路は明らかではありませんが、口から入って感染する経口感染の可能性が一番高いです。
飲み水や食べ物を通じて感染するのです。
飲み水というと水道水の使用が生活に密着していますが、上下水道が整備されている現在では水道水からの感染は考えにくいです。
ただし、井戸水から菌が検出された報告があるため、井戸水には注意が必要です。
また、同じコップなどで回し飲みする場合にも感染はありません。
ピロリ菌の感染は5歳以下の幼児期に生じることが多く、幼児期は免疫力が弱く胃の中の酸性が弱いこともあり、菌が生きのびやすい環境があります。
大人になってからの感染は殆どなく、また感染したとしても胃に定着することは少ないのです。
しかし、感染した大人から小さな子供へ食べ物の口移しなどを行なうことで幼児が感染する可能性があります。
大人から幼児へ食べ物を与える際には注意することが必要です。