ピロリ菌の薬による除菌中のアルコールの影響

ピロリ菌の薬による除菌中のアルコールの影響 ピロリ菌は胃に住み着き胃腸に悪さをする菌です。
胃痛の原因や、胃がんのもととなり、自然に治癒することはありません。
なかなか手ごわいこの菌はしっかりと除菌する必要があります。
まず、胃の中にピロリ菌が住み着いているか検査をして、あった場合は治療に入ります。
その方法としては、内服治療が一般的です。
胃酸の分泌をおさえるプロトンポンプ阻害薬のPPIと2種類の抗生物質を朝夕2回、7日間服用します。
これで7,8割の方が除菌に成功しますが、この服用期間に気を付けなければならない点があります。
それはアルコールの影響です。
アルコールにより除菌に失敗する可能性が高くなります。
ピロリ菌を除菌する薬は、胃酸の分泌を抑えて胃の中を中性に近づけ、抗生物質の効果を最大限に高めます。
これが、アルコールの影響を受けると胃酸の分泌が増えて抗生剤が分解されて除菌に失敗する可能性が高くなってしまうのです。
ですからこの期間は飲酒を我慢して、ピロリ菌をしっかりと除菌することが大切なのです。

ピロリ菌の除菌薬として利用されているランサップについて

ピロリ菌の除菌薬ランサップには、ランソプラゾール30mg(胃酸の分泌を抑える薬です)とペニシリン系の抗生物質に属するアモキシリン水和物750mg力価とクラリスロマイシン400mgまたは800mgを含んでいます。
クラリスロマイシンは、400mgのものが胃のピロリ菌除菌力が強く、十二指腸では800mgの物が除菌率が高いと報告されています。
ランソプラゾールは、胃酸の分泌を抑え、ピロリ菌を除菌する抗生物質であるアモキシリンとクラリスロマイシンの効果を高めます。
この薬をのむと、効果とともに副作用が現われる場合があります。
その代表的症状は下痢などの消化器症状と味覚異常や発疹です。
軟便や軽い下痢、味覚異常の場合は自分で判断をせずに残りの薬を7日間飲み続けましょう。
症状がひどければ医師か薬剤師に相談をしましょう。
発熱や腹痛を伴う下痢や下痢に粘液や血液が混じっている場合、発疹が出た場合はすぐに服用を中止して、担当の医師または薬剤師に相談をしましょう。