ピロリ菌の胃の中での生命力について

ピロリ菌の胃の中での生命力について 40大以上の年齢層で胃がんが増えている原因の一つがピロリ菌です。
ピロリ菌は自然界に存在する微生物の一つで、ピロリ菌が入った水や食料を抵抗力の弱い幼い年齢の時に食べてしまう事で感染します。
40代の年代に注意が必要な理由は、現在では水は塩素によって消毒することでピロリ菌は無くなりますが過去においては消毒していない水をそのまま飲んでいることで感染が広がっているからです。
この最近の厄介なところは生命力です。
本来雑菌が侵入しても、その先にある胃まで到達すると胃の強酸によって消化され無害化します。
しかしこの細菌は胃に到達すると、胃の表面に自身の出すアルカリ性の酵素を出すことによって中和しつつ胃の表面に穴を変えてその中で再びアルカリ性の酵素で包み込みその中で繁殖します。
そのため本来雑菌は胃酸によって死滅するはずがこの雑菌においては胃酸を中和してしまうので生命力が強いのです。
胃カメラなどで発見した際には、しっかりと除菌をしつつ定期健診で再繁殖していないかを確認し続ける必要があります。

わさびでピロリ菌が殺菌できるってホント?

ピロリ菌は胃がんをはじめ、さまざまな胃の疾患の発症率を高める悪玉菌です。
ポピュラーな胃の疾患である胃潰瘍を例に挙げると、これまではプロトンポンプ阻害剤・抗菌剤による治療が主でした。
しかし、これらは下痢・軟便をはじめとした副作用が起こりやすく、除菌率も100%ではありません。
そこで、注目されているのが、投薬と併用できる除菌が可能な食品の存在です。
ココアやブロッコリー、ハチミツや梅干しなどの他、静岡大学の研究チームにより、日本の伝統的な香辛料・「わさび」にも注目が集まっています。
刺身や寿司に添えられていることが多いわさび。
実は薬味としてだけでなく、食品の衛生状態を保つという重要な役割を果たしています。
大腸菌や食中毒菌の増殖を防ぐ力があります。
血液を酸化させ老化を促進する「活性酸素」を、抑えこむ働きもあります。
ビタミンCで減らすこともできますが、わさびは発生自体も抑制します。
そして、血流を良くして血小板が凝固するのを防ぐため、血栓予防の成分も含まれています。
ピロリ菌の数を減らす効果もありながら、ピロリ菌で傷ついた胃粘膜障害を抑制し、また胃がんの大きな原因である「ストレス」も軽減させる力があります。
これにより体内・腸内環境が改善されたあとに投薬することで、除菌率はアップ!より効果的な治療が期待できるというわけです。